意見表明権は、保育士試験の子ども家庭福祉で、子どもの権利を理解するうえで欠かせない用語です。独学で勉強する際は、「子どもの意見を聞くこと」と「その意見を年齢や発達に応じて考慮すること」をセットで押さえましょう。
目次
意見表明権とは?
意見表明権とは、子どもが自分に関係することについて、自由に意見を表すことができる権利です。児童の権利に関する条約第12条では、子どもの意見は年齢や成熟度に応じて相応に考慮されるとされています。つまり、「子どもが言った通りに必ず決める」という意味ではなく、子どもを一人の権利の主体として尊重し、意思決定の過程に参加できるようにする考え方です。
保育士試験で覚えるポイント
令和7年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問1では、児童の権利に関する条約第3条の「児童の最善の利益」が問われており、意見表明権も同じ子どもの権利保障の文脈で押さえたい用語です。試験対策では、意見表明権は条約第12条に関係すること、子どもの意見は「年齢及び成熟度」に応じて考慮されること、こども基本法でもこども等の意見反映が重視されることを整理しましょう。
意見表明権の○×クイズ
問題
意見表明権は、子どもが表明した意見を、年齢や成熟度にかかわらず必ずそのまま実現しなければならない権利である。○か×か。
解答を見る
解答
×
解説
意見表明権は、子どもの意見を自由に表明できるよう保障し、その意見を年齢や成熟度に応じて考慮する権利です。表明された意見を常にそのまま実現するという意味ではありません。
関連用語
意見表明権を理解するには、「児童の権利に関する条約」「児童中心主義」「こども基本法」もあわせて確認すると整理しやすくなります。子どもを保護の対象だけでなく、意見をもつ権利の主体として捉える流れをつかんでおきましょう。

