【保育士試験用語集】生業扶助とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

生業扶助は、生活保護を受ける人の就労や自立につながる費用を支える扶助です。保育士試験の社会福祉対策を独学で勉強する方に向けて、技能習得・就職準備・高等学校等の就学費用との関係や、生活扶助・教育扶助との違いを、過去問の論点に沿ってわかりやすく整理します。

目次

生業扶助とは?

生業扶助とは、生活保護法に基づき、生業に必要な資金・器具・資料、技能の習得、就労のために必要な費用を支える扶助です。収入の増加または自立の助長が見込まれる場合に行われ、高等学校等に就学するための費用も対象に含まれます。食費や光熱水費は生活扶助、義務教育の学用品費などは教育扶助が担います。つまり、生業扶助は将来の就労や自立につながる支出を支える点が特徴です。

保育士試験で覚えるポイント

令和5年 保育士試験(後期)問題 社会福祉 問5では、生活保護法第11条の8種類の保護として、生活・教育・住宅・医療・介護・出産・生業・葬祭扶助を区別できるかが問われました。生業扶助では、就労に必要な技能の習得や器具等に加え、高等学校等の就学費用が含まれる点が重要です。教育扶助は義務教育、生業扶助は就労・自立につながる費用、と目的で比較しましょう。

扶助主な内容給付方法の整理
生活扶助衣食、光熱費など日常生活に必要な費用原則、金銭給付
教育扶助義務教育に必要な学用品、通学用品、給食など原則、金銭給付
住宅扶助家賃、地代、住宅補修など原則、金銭給付
医療扶助診察、薬剤、治療、入院など原則、現物給付
介護扶助居宅介護、施設介護、介護予防など原則、現物給付
出産扶助分べんなど出産に必要な費用原則、金銭給付
生業扶助生業、技能習得、就労、高校等就学に必要な費用など原則、金銭給付
葬祭扶助葬祭に必要な費用原則、金銭給付

生業扶助の○×クイズ

問題
生業扶助は、就労に必要な技能の習得や就職のために必要な費用などを対象とし、収入の増加または自立の助長が見込まれる場合に行われる。○か×か。

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解答

解説
生業扶助は、生業に必要な資金・器具・資料、技能の習得、就労に必要なものを対象とし、就労や自立につながることが要件です。

関連用語

生業扶助との違いを明確にするには、生活扶助・教育扶助・住宅扶助も確認しましょう。日常生活費、義務教育費、就労・自立のための費用、住居費という目的別に整理すると、各扶助を区別しやすくなります。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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