【保育士試験用語集】市町村審査会とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:市町村審査会

市町村審査会は、障害福祉サービスの利用手続において、障害支援区分を審査・判定する重要な機関です。

保育士試験の社会福祉では、審査会が直接サービスの支給を決めるのか、介護認定審査会とどう違うのかが混同しやすい論点です。独学で押さえたい設置根拠、役割、認定までの流れを整理します。

目次

市町村審査会とは?

市町村審査会は、障害者総合支援法に基づき、市町村に置かれる機関です。

主に介護給付の利用に必要な障害支援区分について、一次判定結果、認定調査の特記事項、医師意見書などを踏まえて審査・判定します。

委員は、障害者等の保健・福祉に関する学識経験者から市町村長が任命します。複数の市町村による共同設置も可能です。

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認定の流れは、申請、認定調査・医師意見書、市町村による一次判定、市町村審査会による二次判定、市町村による障害支援区分の認定、支給決定の順です。

市町村審査会は審査・判定を行う機関であり、障害支援区分の認定や障害福祉サービスの支給を最終決定する機関ではありません。認定と支給決定は市町村が行います。障害支援区分は必要な支援の度合いを区分1~6で表し、区分6が最も高い区分です。

障害支援区分と障害者手帳の等級は別の基準です。身体障害者手帳は原則1~6級、精神障害者保健福祉手帳は1~3級で、療育手帳の区分は自治体によって異なります。手帳の等級・区分は、それぞれの認定基準に基づいて障害の状態を示し、税の控除や各種割引、助成制度などの対象判定に用いられます。

これに対して障害支援区分は、障害名や手帳等級ではなく、介護や見守りなどの支援がどの程度必要かを判定するものです。したがって、身体障害者手帳1級の人が必ず障害支援区分6になるわけではありません。また、市町村審査会が審査するのは障害支援区分であり、各障害者手帳の等級を決める機関ではありません。

介護保険法上の介護認定審査会とも区別しましょう。市町村審査会は障害者総合支援法に基づく障害支援区分、介護認定審査会は介護保険法に基づく要介護・要支援認定について審査・判定します。

市町村審査会の○×クイズ

問題
市町村審査会は、障害支援区分の二次判定を行うとともに、障害福祉サービスの支給を最終決定する機関である。○か×か。

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解答
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解説
市町村審査会は障害支援区分を審査・判定しますが、障害支援区分の認定とサービスの支給決定は市町村が行います。

関連用語

根拠法である障害者総合支援法と、介護保険制度における類似機関の介護認定審査会を対比すると、それぞれが審査する区分や認定の違いを整理できます。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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