【保育士試験用語集】生活扶助とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

生活扶助は、生活保護制度の中心となる扶助ですが、住宅扶助や教育扶助などと対象費用を混同しやすい用語です。保育士試験の社会福祉対策を独学で進める方に向けて、日常生活費を支える仕組みと8種類の扶助の違いを、過去問の出題論点とともにわかりやすく整理します。

目次

生活扶助とは?

生活扶助とは、生活保護法に基づき、困窮のため最低限度の生活を維持できない人に、衣食など日常生活に必要な費用と移送を支える扶助です。食費、被服費、光熱水費などが対象となり、個人的な費用と世帯共通の費用を合算して基準額を算定します。家賃は住宅扶助、義務教育費は教育扶助、診療費は医療扶助が担うため、費用の目的で区別しましょう。

保育士試験で覚えるポイント

令和5年 保育士試験(後期)問題 社会福祉 問5では、生活保護法第11条の保護が、生活・教育・住宅・医療・介護・出産・生業・葬祭の8扶助であることが問われました。令和7年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問10でも、フードパントリーを生活扶助の一部とする誤りが出題されています。生活扶助は日常生活費、ほかの扶助は住居・教育・医療など特定目的の費用、と比較して覚えましょう。

扶助主な内容給付方法の整理
生活扶助衣食、光熱費など日常生活に必要な費用原則、金銭給付
教育扶助義務教育に必要な学用品、通学用品、給食など原則、金銭給付
住宅扶助家賃、地代、住宅補修など原則、金銭給付
医療扶助診察、薬剤、治療、入院など原則、現物給付
介護扶助居宅介護、施設介護、介護予防など原則、現物給付
出産扶助分べんなど出産に必要な費用原則、金銭給付
生業扶助生業、技能習得、就労、高校等就学に必要な費用など原則、金銭給付
葬祭扶助葬祭に必要な費用原則、金銭給付

生活扶助の○×クイズ

問題
生活扶助は、生活保護法上、アパートの家賃と医療機関での診療費をまとめて支給する扶助である。○か×か。

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解答
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解説
生活扶助の中心は、食費、被服費、光熱水費などの日常生活費です。家賃は住宅扶助、診療費は医療扶助の対象となります。

関連用語

生活扶助との対象費用の違いを整理するには、住宅扶助・教育扶助・医療扶助もあわせて確認しましょう。どの生活上の必要に対応する扶助かを比較すると、8種類を区別しやすくなります。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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