乳児家庭全戸訪問事業は、保育士試験の子ども家庭福祉で、母子保健施策や地域子ども・子育て支援事業を理解するうえで重要な用語です。独学の対策では、対象家庭、訪問時期、子育て世帯訪問支援事業との違いを整理しておきましょう。
目次
乳児家庭全戸訪問事業とは?
乳児家庭全戸訪問事業とは、原則として生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を訪問し、子育て情報の提供、乳児と保護者の心身の状況や養育環境の把握、相談・助言などを行う事業です。「こんにちは赤ちゃん事業」と呼ばれることもあります。支援が必要な家庭を早く見つけ、適切なサービスにつなげる役割があります。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、地域子ども・子育て支援事業の内容として、平成31年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問12・問14、令和6年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問19などで関連事項が問われています。乳児家庭全戸訪問事業は「すべての乳児家庭を対象に、早期把握と情報提供を行う事業」と押さえましょう。
| 事業名 | 主な対象 | 支援の性格 | 覚え方 |
|---|---|---|---|
| 乳児家庭全戸訪問事業 | 原則、生後4か月までの乳児がいる全家庭 | 情報提供・状況把握・相談助言 | まず全戸を訪問して早期把握 |
| 子育て世帯訪問支援事業 | 家事・育児に不安や負担を抱える家庭、妊産婦、ヤングケアラー等がいる家庭など | 家事支援・育児支援・不安の傾聴 | 支援が必要な家庭に生活支援を届ける |
乳児家庭全戸訪問事業の○×クイズ
問題
乳児家庭全戸訪問事業は、支援が必要と判断された家庭だけを対象に、家事援助を中心として実施される事業である。○か×か。
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解答
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解説
乳児家庭全戸訪問事業は、原則として生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を訪問する事業です。家事援助などを中心とする支援は、子育て世帯訪問支援事業などと区別して覚えましょう。
関連用語
乳児家庭全戸訪問事業を理解するには、子育て世帯訪問支援事業、養育支援訪問事業、母子保健法もあわせて確認すると整理しやすくなります。どれも家庭への訪問支援に関係しますが、対象や目的が異なるため、比較して覚えると試験対策に役立ちます。

