【保育士試験用語集】こども貧困対策法とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:こど貧困対策法

こども貧困対策法は、こどもの現在の貧困を解消し、将来の貧困を防ぐための法律です。保育士試験の社会福祉対策を独学で勉強する方に向けて、現行の正式名称や支援の柱を確認し、こども基本法・児童福祉法との役割の違いを比較表で整理します。過去問で問われた基本理念も押さえましょう。

目次

こども貧困対策法とは?

こども貧困対策法は、現在の正式名称を「こどもの貧困の解消に向けた対策の推進に関する法律」といいます。2013(平成25)年に成立し、2024(令和6)年の改正で旧称「子どもの貧困対策の推進に関する法律」から名称が変わりました。こどもの意見と最善の利益を尊重し、教育、生活の安定、保護者の就労、経済面などの支援を総合的に進め、現在の貧困の解消と将来の貧困の予防を目指す法律です。

保育士試験で覚えるポイント

令和5年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問4では、改正前の第2条について、「権利」「教育」「地方公共団体」を選ぶ穴埋め問題が出題されました。現在は新たに定義規定が置かれ、基本理念は第3条です。関連法との違いは、次のように整理できます。

法律主な対象・範囲試験での整理
こども基本法すべてのこどもとこども施策基本理念、こども大綱、意見反映などを定める
児童福祉法児童の福祉全般相談、保護、保育、施設、障害児支援などを定める
こども貧困対策法貧困の状況にあるこども等教育・生活・就労・経済の支援を総合的に進める

「全体方針=こども基本法」「福祉制度=児童福祉法」「貧困対策=こども貧困対策法」と区別すると覚えやすいでしょう。

こども貧困対策法の○×クイズ

問題
こども貧困対策法は、児童相談所や保育所などの設置・運営を直接定める法律である。○か×か。

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解答
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解説
児童相談所や保育所などの具体的な制度は、主に児童福祉法で定められます。こども貧困対策法は、貧困解消に向けた基本理念や国・地方公共団体の責務、基本的施策を定める法律です。

関連用語

こども基本法、児童福祉法、こども大綱をあわせて確認しましょう。こども施策全体の土台、具体的な児童福祉制度、政策の総合指針という違いを押さえると、こども貧困対策法の位置づけが整理しやすくなります。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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