発達支援センターは、保育士試験の子ども家庭福祉で、障害児支援や児童福祉施設と関連して出題されやすい用語です。独学の勉強では、根拠法、対象となる子ども、配置職種、放課後等デイサービスとの違いを押さえて対策しましょう。
目次
児童発達支援センターとは?
児童発達支援センターとは、障害のある子どもを日々保護者のもとから通わせ、発達支援を行う児童福祉施設です。根拠法は児童福祉法で、同法第43条に位置づけられています。個々の子どもへの支援だけでなく、家族への相談、地域の障害児通所支援事業所への助言なども担う、地域の障害児支援の中核的な施設です。
配置が求められる主な職種は、次のように整理できます。
- 嘱託医
- 児童指導員
- 保育士
- 栄養士
- 調理員
- 児童発達支援管理責任者
| 施設・事業 | 主な対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| 児童発達支援センター | 主に未就学の障害児 | 発達支援に加え、地域支援や家族支援も担う中核的施設 |
| 児童発達支援事業所 | 主に未就学の障害児 | 児童発達支援を提供する通所支援事業所 |
| 放課後等デイサービス | 就学中の障害児 | 放課後や長期休業中に生活能力向上などを支援する |
| 保育所等訪問支援 | 保育所等を利用する障害児 | 保育所、幼稚園、学校などを訪問して集団生活への適応を支援する |
| 障害児入所施設 | 入所による支援が必要な障害児 | 生活の場を提供し、保護・日常生活支援などを行う |
保育士試験で覚えるポイント
令和7年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問5では、障害児に関する施設や事業として、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援などの内容が問われました。また、同試験の問15では、児童発達支援管理責任者の役割が出題されています。児童発達支援センターは、「児童福祉法が根拠」「地域の中核的な障害児支援施設」「発達支援と家族・地域支援を行う」の3点で覚えましょう。
児童発達支援センターの○×クイズ
問題
児童発達支援センターは、児童福祉法に基づき、障害児への児童発達支援を行うとともに、地域の障害児支援における中核的な役割を担う施設である。○か×か。
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解答
○
解説
児童発達支援センターは、児童福祉法に位置づけられた児童福祉施設です。子ども本人への発達支援だけでなく、家族や地域の関係機関への支援も重要な役割です。
関連用語
児童発達支援センターを理解するには、「放課後等デイサービス」「児童福祉施設」「障害児入所施設」もあわせて確認すると整理しやすくなります。通所で支援するのか、入所で支援するのか、就学前か就学後かを比較して覚えましょう。

