児童虐待防止法は、保育士試験の子ども家庭福祉で、虐待の種類や通告義務と結びつけて問われやすい法律です。独学の勉強では、児童福祉法との関係や、保護者支援・早期発見の考え方まで押さえておくと理解しやすくなります。
目次
児童虐待防止法とは?
児童虐待防止法は、正式には「児童虐待の防止等に関する法律」といいます。2000年に制定され、児童虐待の禁止、早期発見、通告、虐待を受けた児童の保護や自立支援などを定めた法律です。児童虐待は、保護者が18歳未満の児童に対して行う身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待に整理されます。つまり、家庭内の問題として見過ごさず、社会全体で子どもを守るための法律です。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、令和6年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問8で、児童虐待防止法を含む子ども家庭福祉関連法の制定順が問われています。また、児童虐待防止法は、虐待の4類型、通告義務、体罰禁止、関係機関との連携と関連して出題されやすい法律です。児童福祉法が児童福祉全体の土台であるのに対し、児童虐待防止法は虐待防止に特化した法律として整理しましょう。
児童虐待防止法の○×クイズ
問題
児童虐待防止法は、保護者による虐待だけでなく、近所の人や通行人など、児童を監護していないすべての大人による不適切な行為を「児童虐待」として定義している。○か×か。
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解答
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解説
児童虐待防止法でいう児童虐待は、保護者がその監護する18歳未満の児童に対して行う行為を指します。誰による不適切な行為でも同じ定義になるわけではありません。
関連用語
児童虐待防止法は、「通告義務」「児童相談所」「要保護児童対策地域協議会」とあわせて学ぶと、虐待を発見した後の支援の流れが理解しやすくなります。法律名だけでなく、誰がどこへつなぐのかを意識して整理しましょう。

