保育士試験の社会福祉を独学で勉強するなら、こども基本法は近年のこども政策を理解するうえで重要です。
過去問では「こども」の定義や、こども施策の内容が問われています。年齢だけで判断しない点をまず押さえましょう。
こども基本法とは?
こども基本法とは?
こども基本法は、こどもに関するすべての施策に共通する基本理念を定めた法律です。2022(令和4)年に成立し、2023(令和5)年4月に施行されました。児童福祉法のように施設やサービスを個別に定めるのではなく、国や自治体が教育・福祉・保健などの施策を進める際の共通ルールを示しています。
重要なのは、こどもを「保護されるだけの存在」ではなく、権利の主体として捉えている点です。この点は「児童の権利に関する条約」と同様です。年齢や発達に応じて意見を表明する機会を確保し、その意見を尊重するとともに、こどもの最善の利益を優先します。
国にはこども大綱の策定、国や自治体には施策へこどもの意見を反映するための措置が求められます。
ここでいう「こども」とは、単に18歳未満ではなく、心身の発達の過程にある者です。保育士試験対策では、「2023年施行・年齢による一律の区切りなし・意見表明・最善の利益・こども大綱」を押さえましょう。
保育士試験で覚えるポイント
令和7年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問2では、こども基本法の「こども」の定義、こども施策、関係機関の連携、こども施策に関する大綱が問われました。
社会福祉分野でも、子どもを支える制度の新しい流れとして押さえたい法律です。独学対策では、「18歳未満に限定しない」「こども施策は妊娠・出産・育児などの支援も含む」と整理しましょう。
こども基本法の○×クイズ
問題
こども基本法における「こども」は、必ず満18歳に満たない者だけを指す。○か×か。
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解答
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解説
こども基本法では、「こども」を年齢だけで一律に区切っていません。心身の発達の過程にある者という考え方で理解することが大切です。
関連用語
こども基本法を理解するには、こども家庭庁、こども大綱、児童の権利に関する条約をあわせて確認すると整理しやすくなります。社会福祉分野では、子どもの権利と国の施策がどう結びつくかを意識して学びましょう。




