1.57ショックは、保育士試験の子ども家庭福祉で、少子化対策の出発点として重要な用語です。独学の勉強では、単なる出生率の数字としてではなく、丙午との比較や、エンゼルプラン以降の政策につながった流れとして押さえましょう。
1.57ショックとは?
1.57ショックとは、1989(平成元)年の合計特殊出生率が1.57となり、丙午の影響で出生率が低かった1966(昭和41)年の1.58を下回ったことを指します。1990年にこの数字が明らかになり、少子化が一時的な現象ではなく、社会全体で取り組むべき課題として強く意識されるきっかけになりました。
| 年 | 出来事 | 出生数 | 合計特殊出生率 |
|---|---|---|---|
| 1966(昭和41)年 | 丙午の年 | 1,360,974人 | 1.58 |
| 1989(平成元)年 | 1.57ショックの対象年 | 1,246,802人 | 1.57 |
丙午の年は、迷信の影響で出産を控える動きがあったとされます。一方、1989年の低下は、晩婚化、未婚化、仕事と子育ての両立困難など、社会構造の変化として受け止められました。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、1.57ショック単体よりも、少子化対策の流れの中で問われる形に注意します。特に「1990年に1.57ショック」「1994年にエンゼルプラン」「1999年に新エンゼルプラン」という順番は重要です。1.57ショック後、国は少子化を重要な政策課題として認識し、保育サービスの拡充、仕事と子育ての両立支援、地域子育て支援などへ対策を広げていきました。
| 時期 | 政策・動き | 試験での覚え方 |
|---|---|---|
| 1990年 | 1.57ショック | 少子化が社会問題として強く認識される |
| 1994年 | エンゼルプラン | 最初の総合的な少子化対策 |
| 1999年 | 新エンゼルプラン | 保育だけでなく、雇用・母子保健・相談・教育などへ拡大 |
| 2003年 | 少子化社会対策基本法 | 少子化対策を総合的に進める法的枠組み |
1.57ショックの○×クイズ
問題
1.57ショックは、1966(昭和41)年の丙午の年に合計特殊出生率が1.57となったことをいう。○か×か。
解答を見る
解答
×
解説
1.57ショックは、1989(平成元)年の合計特殊出生率が1.57となり、1966年の丙午の年の1.58を下回ったことを指します。
関連用語
1.57ショックを理解するには、出生数、合計特殊出生率、エンゼルプランをあわせて確認すると、少子化対策の流れがつかみやすくなります。数字と政策名をばらばらに覚えるのではなく、「低出生率への危機感から、子育て支援政策が広がった」と整理しましょう。

