児童心理司は、保育士試験の子ども家庭福祉・社会的養護で、児童相談所の専門職として問われやすい用語です。独学の勉強では、児童福祉司との違いだけでなく、児童福祉施設に配置される「心理療法担当職員」と混同しないことが対策のポイントです。
目次
児童心理司とは?
児童心理司とは、児童相談所に置かれる心理分野の専門職です。子どもや保護者からの相談に対し、面接、心理検査、観察などを通して心理面の状態を把握し、助言や心理的支援につなげます。児童福祉司が家庭状況や福祉的支援を含めて調整する職種であるのに対し、児童心理司は心理判定や心理的援助を中心に担う点を押さえましょう。
| 区分 | 試験での整理 |
|---|---|
| 児童心理司 | 児童相談所に置かれる心理専門職 |
| 児童福祉司 | 児童相談所に置かれる相談援助の専門職 |
| 心理療法担当職員 | 児童福祉施設で心理療法を担う職員 |
| 児童心理治療施設 | 心理療法担当職員などが配置される児童福祉施設 |
保育士試験で覚えるポイント
令和5年 保育士試験(後期)問題 社会的養護 問3では、児童相談所や児童福祉施設に配置される専門職が問われました。児童心理司は、児童相談所の職員として理解するのが基本です。一方、児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設などでは、心理支援に関わる職員として「心理療法担当職員」が出てくるため、名称の違いに注意しましょう。
| 職員名 | 主に配置される場所 | 覚え方 |
|---|---|---|
| 児童心理司 | 児童相談所 | 「相談所の心理職」 |
| 心理療法担当職員 | 児童心理治療施設など | 「施設で心理療法を担う職員」 |
児童心理司の○×クイズ
問題
児童心理司は、児童養護施設に必ず配置される専門職である。○か×か。
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解答
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解説
児童心理司は、児童相談所に置かれる心理分野の専門職です。児童福祉施設で心理療法を担う職員は、主に「心理療法担当職員」として整理します。
関連用語
児童心理司を理解するときは、児童相談所、児童福祉司、児童心理治療施設をあわせて確認すると、職員配置の問題に対応しやすくなります。特に「児童相談所の職員」と「児童福祉施設の職員」を分けて覚えると、ひっかけ問題を避けやすくなります。

