母子保健法は、保育士試験の子ども家庭福祉で、妊娠期から乳幼児期の支援を理解するうえで重要な法律です。独学の対策では、母子健康手帳や妊娠の届出など、過去問で問われやすい基本事項を整理しておきましょう。
目次
母子保健法とは?
母子保健法とは、母性と乳幼児の健康の保持・増進を目的とする法律です。妊娠の届出、母子健康手帳の交付、妊産婦や乳幼児への保健指導、健康診査など、妊娠・出産・子育ての早い時期から家庭を支える仕組みを定めています。つまり、ひとり親家庭の経済的支援というより、妊産婦と子どもの健康を守るための法律です。
| 法律名 | 主な対象 | 主な内容 | 覚え方 |
|---|---|---|---|
| 母子保健法 | 妊産婦、乳幼児など | 妊娠の届出、母子健康手帳、健康診査、保健指導など | 「健康・保健」の法律 |
| 母子及び父子並びに寡婦福祉法 | 母子家庭、父子家庭、寡婦など | 生活の安定、自立支援、福祉資金貸付など | 「ひとり親家庭等の福祉」の法律 |
保育士試験で覚えるポイント
令和8年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問3では、母子保健法における「新生児」の定義、妊娠の届出、母子健康手帳の交付などが問われています。新生児は「出生後28日を経過しない乳児」であり、1歳未満ではありません。また、妊娠した者は速やかに市町村長へ届け出ること、市町村は届出をした者に母子健康手帳を交付することも押さえましょう。
母子保健法の○×クイズ
問題
母子保健法は、妊娠の届出をした者に対して、市町村が母子健康手帳を交付することを定めている。○か×か。
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解答
○
解説
母子保健法では、妊娠の届出をした者に対し、市町村が母子健康手帳を交付することが定められています。保育士試験では、母子健康手帳と市町村の関係が問われやすいポイントです。
関連用語
母子保健法を理解するには、妊娠期から乳児期の家庭支援につながる「乳児家庭全戸訪問事業」や、子どもの発育・発達を広く支える「成育基本法」もあわせて確認すると整理しやすくなります。母子保健と家庭支援の接点を意識して学ぶと、子ども家庭福祉分野の理解が深まります。

