【保育士試験用語集】養育里親とは?子ども家庭福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:子ども家庭福祉-養育里親

養育里親は、保育士試験の子ども家庭福祉で社会的養護を勉強するときに重要な用語です。独学では、専門里親・養子縁組里親・親族里親との違いが混乱しやすいため、制度の目的と里親の種類をセットで整理しておきましょう。

目次

養育里親とは?

養育里親とは、保護者のもとで生活することが難しい子どもを、養子縁組を前提とせず、一定期間自分の家庭で養育する里親です。児童福祉法に基づく里親制度の一つで、家庭的な環境の中で子どもの生活を支える役割を担います。つまり、施設ではなく「家庭」で子どもを受け止める社会的養護のしくみとして理解すると整理しやすいです。

里親の種類主な特徴試験での見分け方
養育里親養子縁組を前提とせず、要保護児童を一定期間養育する「一定期間」「家庭で養育」
専門里親虐待などにより専門的な支援が必要な子どもを養育する「専門的ケア」「虐待等」
養子縁組里親将来、養子縁組によって養親となることを希望する「養子縁組を前提」
親族里親親族が子どもを養育する「親族」「扶養義務者」

保育士試験で覚えるポイント

過去問では、令和7年 保育士試験(後期・地域限定)問題 子ども家庭福祉 問12で、親族里親とファミリーホームが児童自立生活援助事業所Ⅲ型の実施場所として問われています。また、同問7では里親支援センターを経営する事業が第二種社会福祉事業として扱われました。養育里親そのものだけでなく、里親制度・家庭養育・社会的養護の流れの中で押さえることが大切です。

養育里親の○×クイズ

問題
養育里親は、養子縁組を前提とせず、保護者のもとで生活することが難しい子どもを家庭で養育する里親である。○か×か。

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解答

解説
養育里親は、養子縁組を目的とする里親ではなく、一定期間、家庭で子どもを養育する里親です。養子縁組里親との違いを区別して覚えましょう。

関連用語

家庭養育優先原則、児童養護施設、ファミリーホームは、養育里親とあわせて理解したい用語です。家庭での養育を優先する考え方と、施設養護・小規模住居型児童養育事業との違いを比べると、社会的養護の全体像がつかみやすくなります。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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