【保育士試験用語集】児童養護施設とは?子ども家庭福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:子ども家庭福祉-児童養護施設

児童養護施設は、保育士試験の子ども家庭福祉や社会的養護で頻出の児童福祉施設です。独学の勉強では、入所対象だけでなく、乳児院・母子生活支援施設・児童心理治療施設などとの違いを整理して対策しましょう。

目次

児童養護施設とは?

児童養護施設とは、保護者のいない児童や、虐待などにより家庭で生活することが難しい児童を入所させ、生活の場を保障しながら養育する児童福祉施設です。根拠法は児童福祉法で、退所した児童への相談や自立支援も役割に含まれます。つまり、子どもを一時的に預かるだけでなく、生活・学習・心身の成長を支える社会的養護の中心的施設です。

施設・事業主な対象根拠法
乳児院乳児、特に必要な場合は幼児児童福祉法
児童養護施設保護者のない児童、虐待を受けた児童など児童福祉法
母子生活支援施設配偶者のない女子またはこれに準ずる事情のある女子と、その監護すべき児童児童福祉法
児童心理治療施設心理的・情緒的な問題により、社会生活への適応が困難な児童児童福祉法
児童自立支援施設不良行為をした、またはそのおそれのある児童など児童福祉法
自立援助ホーム義務教育終了後、児童養護施設等を退所した児童など児童福祉法

保育士試験で覚えるポイント

平成31年 保育士試験(前期)問題 社会的養護 問8では、児童養護施設の役割として、入所児童の養護だけでなく退所者への相談・自立支援も含まれる点が問われました。試験では、児童養護施設を「保護者のいない児童などを入所させる施設」とだけ覚えるのではなく、児童福祉法上の施設であり、社会的養護の一部として自立支援まで行う点を押さえましょう。

児童養護施設の○×クイズ

問題
児童養護施設は、乳児のみを対象とし、保護者のない乳児を入所させて養育する施設である。○か×か。

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解答
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解説
児童養護施設の主な対象は、保護者のない児童や虐待を受けた児童などです。乳児を主な対象とする施設は、児童養護施設ではなく乳児院です。

関連用語

児童養護施設を理解するには、「乳児院」「児童心理治療施設」「児童自立支援施設」もあわせて確認すると整理しやすくなります。どの施設が、どのような子どもを対象にしているのかを比較して覚えましょう。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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