【保育士試験用語集】こども基本法とは?子ども家庭福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:子ども家庭福祉-こども基本法

こども基本法は、保育士試験の子ども家庭福祉で、こどもの権利やこども施策を理解する土台になる法律です。独学の勉強では、児童福祉法や子ども・子育て支援法との違いを整理して対策しましょう。

目次

こども基本法とは?

こども基本法とは、すべてのこどもが権利の主体として尊重され、将来にわたって幸せに生活できる社会を目指すための基本法です。2023年4月に施行され、こども施策の基本理念、国や地方公共団体の責務、こども大綱、こども政策推進会議などを定めています。つまり、個別の施設や給付を細かく決める法律というより、こども政策全体の方向性を示す法律です。

法律名主な役割試験での区別ポイント
こども基本法こども施策全体の理念・基本方針を定めるこども大綱、意見反映、こども政策推進会議と結びつける
児童福祉法児童福祉の基本原理、児童相談所、児童福祉施設などを定める保育所、児童相談所、児童福祉施設の根拠法として整理する
子ども・子育て支援法教育・保育給付、地域子ども・子育て支援事業などを定める認定こども園、地域型保育、放課後児童健全育成事業などと関連する
児童虐待防止法児童虐待の禁止、早期発見、通告、保護者支援などを定める虐待対応・通告義務・関係機関連携の法律として整理する
こどもの貧困の解消に向けた対策の推進に関する法律こどもの貧困対策を総合的に進める教育、生活、保護者の就労、経済的支援などの対策と結びつける

保育士試験で覚えるポイント

こども基本法は、細かな施設名を覚えるよりも、「こども施策全体の基本法」として押さえることが大切です。特に、こどもを権利の主体として見ること、こどもの最善の利益、年齢や発達に応じた意見表明・意見反映、こども大綱の策定が重要です。児童福祉法は児童福祉制度の中心法、子ども・子育て支援法は給付や事業の法律、こども基本法はそれらを横断する理念法として区別しましょう。

こども基本法の○×クイズ

問題
こども基本法は、こども施策の基本理念やこども大綱などを定め、こども政策を総合的に推進するための基本法である。○か×か。

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解答

解説
こども基本法は、個別の施設運営だけを定める法律ではなく、こども施策全体の方向性を示す法律です。こどもの権利、意見反映、こども大綱などとセットで覚えましょう。

関連用語

こども基本法を理解するには、こども施策の具体的な方向性を示す「こども大綱」や、子どもの権利保障の基本となる「児童の権利に関する条約」もあわせて確認すると整理しやすくなります。また、実際の児童福祉制度につながる「児童福祉法」と比較すると、理念法と個別制度法の違いが見えてきます。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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