待機児童は、保育士試験の社会福祉や子ども家庭福祉で、保育所等利用、少子化対策、子育て支援政策とあわせて問われやすい用語です。独学で勉強する受験生向けに、意味と出題ポイントを簡潔に整理します。
目次
待機児童とは?
待機児童とは、保育の必要性が認められ、保護者が保育所等の利用を希望しているにもかかわらず、定員や地域の受け皿不足などにより利用できていない児童を指します。つまり、単に「保育園に入っていない子」ではなく、保育を必要として申し込んでいるのに利用できない状態がポイントです。共働き世帯の増加や都市部の保育需要と関係して理解すると覚えやすいです。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、待機児童という用語そのものよりも、保育所等利用児童数、年齢別の利用状況、待機児童数の推移など、統計資料を読み取る形で問われることがあります。たとえば、令和6年 保育士試験(前期)問題 保育原理 問20では、年齢区分別の保育所等利用者数と待機児童数に関する統計の読み取りが出題されています。数字を丸暗記するより、待機児童が「保育需要と受け皿の差」を示す指標である点を押さえましょう。
待機児童の○×クイズ
問題
待機児童は、保育所等の利用を希望していない家庭の児童も含めて数える。○か×か。
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解説
待機児童は、保育の必要性があり、保育所等の利用を申し込んでいるにもかかわらず利用できない児童を指します。希望していない児童を広く含めるものではありません。
関連用語
待機児童を理解するには、保育の受け皿整備に関わる「子ども・子育て支援法」や、保育所等の利用と関係する「地域型保育給付」をあわせて確認すると整理しやすくなります。また、少子化対策の流れとして「新子育て安心プラン」と関連づけると、政策の背景も見えやすくなります。

