保育士試験の社会福祉では、母子保健法は妊産婦や乳幼児への支援を理解する重要用語です。独学で勉強する受験生は、母子健康手帳、乳幼児健康診査、保健指導などを、児童福祉六法の一つとして整理して対策しましょう。
目次
母子保健法とは?
母子保健法とは、母性並びに乳児・幼児の健康の保持と増進を目的とする法律です。1965(昭和40)年に制定され、妊産婦や乳幼児に対する保健指導、健康診査、母子健康手帳、低体重児の届出、未熟児への支援などを定めています。つまり、子どもと母親を「福祉」だけでなく「健康・保健」の面から支えるための法律です。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、母子保健法は子ども家庭福祉に関する法律の制定順で問われています。平成31年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問2、令和5年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問3では、児童福祉法、児童扶養手当法、母子保健法、児童手当法などの制定年の整理が重要でした。また、令和3年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問10では母子保健施策、令和5年・令和6年の前期問題では産後ケア事業も関連して問われています。
母子保健法の○×クイズ
問題
母子保健法は、主に高齢者の介護保険サービスの利用調整を目的として制定された法律である。○か×か。
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解答
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解説
母子保健法は、妊産婦、乳児、幼児の健康の保持・増進を目的とする法律です。高齢者の介護保険サービスではなく、母子健康手帳や乳幼児健康診査などの母子保健施策と結びつけて覚えましょう。
関連用語
児童福祉法、母子健康手帳、こども家庭センターは、母子保健法とあわせて整理したい関連用語です。母子保健法が健康面の支援を担うのに対し、児童福祉法は児童福祉全体の土台になるため、役割の違いを比べておくと理解しやすくなります。

