保育士試験の社会福祉を独学で勉強するなら、特別養護老人ホームは高齢者福祉施設の代表例として押さえたい用語です。
養護老人ホームや老健と名前が似ていますが、対象者や根拠となる制度が異なります。過去問対策では、施設の役割を比較して整理しましょう。
特別養護老人ホームとは?
特別養護老人ホームとは、常時介護を必要とし、在宅で生活することが難しい高齢者が入所する老人福祉施設です。老人福祉法上の施設であり、介護保険法では「介護老人福祉施設」として介護サービスを提供します。原則として要介護3以上の人が入所対象で、食事、入浴、排せつなどの日常生活上の介護を受けながら暮らす、生活の場としての性格が強い施設です。
養護老人ホームが、環境上・経済上の理由により自宅で生活することが困難な高齢者を対象とする措置施設であるのに対し、特別養護老人ホームは、介護の必要性が高い人の生活介護を担う施設です。
また、介護老人保健施設(老健)は、病状が安定した高齢者にリハビリテーションや医療的管理を行い、在宅復帰を目指す施設です。保育士試験では、特別養護老人ホーム=重度の要介護高齢者の生活の場、養護老人ホーム=環境・経済的理由による入所、介護老人保健施設=在宅復帰を目指す中間施設と整理すると覚えやすいです。
保育士試験で覚えるポイント
特別養護老人ホームは、老人福祉法に規定される老人福祉施設であり、第一種社会福祉事業に含まれます。
独学対策では、養護老人ホームは環境や経済的理由で在宅生活が難しい高齢者、特別養護老人ホームは常時介護が必要な高齢者、介護老人保健施設(老健)は在宅復帰を目指すリハビリ中心の介護保険施設、と区別しましょう。
施設名だけでなく「だれが、何のために入るか」で整理するのがポイントです。
特別養護老人ホームの○×クイズ
問題
特別養護老人ホームは、常時介護を必要とし、在宅での生活が難しい高齢者が入所する施設である。○か×か。
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解答
○
解説
特別養護老人ホームは、介護の必要性が高い高齢者の生活を支える施設です。養護老人ホームや介護老人保健施設とは、入所の目的や対象者が異なります。
関連用語
特別養護老人ホームを理解するには、老人福祉法、養護老人ホーム、介護老人保健施設をあわせて確認すると整理しやすくなります。保育士試験では、高齢者施設の名称を暗記するだけでなく、対象者と根拠制度の違いを押さえましょう。



