主任児童委員は、子どもや家庭の相談に関わる地域の専門的な児童委員です。
保育士試験の社会福祉では、だれが指名するのか、どこに配置されるのか、民生委員・児童委員とどう役割が違うのかが問われます。独学の対策として、根拠法と過去問の論点を整理しましょう。
主任児童委員とは?
主任児童委員は、児童福祉法に基づき、児童委員のうちから厚生労働大臣が指名する、児童福祉に関する事項を専門的に担当する委員です。
児童福祉関係機関と区域担当の児童委員との連絡調整を行い、児童委員の活動を援助・協力します。特定の福祉施設に職員として配置される資格職ではなく、地域の民生委員児童委員協議会を基盤に活動します。
保育士試験で覚えるポイント
令和4年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問8では、主任児童委員の指名者と職務が問われました。指名するのは都道府県知事ではなく、厚生労働大臣です。
また、令和6年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問6では、児童委員を児童相談所の配置職員とする記述が出題されました。
主任児童委員にも、保育所、児童相談所、児童福祉施設などへの配置義務はありません。配置は施設単位ではなく民生委員協議会単位で、民生委員・児童委員の定数が39人以下なら2人、40人以上なら3人が定数の基準です。
すべての民生委員は児童委員を兼ねますが、主任児童委員は児童委員のうちから指名される点も区別しましょう。
主任児童委員の○×クイズ
問題
主任児童委員は、児童委員のうちから厚生労働大臣が指名し、児童福祉関係機関と区域担当の児童委員との連絡調整などを行う。○か×か。
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解答
○
解説
主任児童委員は、児童福祉に関する事項を専門的に担当し、関係機関との連絡調整や児童委員への援助・協力を行います。
関連用語
主任児童委員の制度上の位置づけを整理するには、民生委員と児童委員の関係を確認しましょう。
連携先となる児童相談所、そこで相談援助を担う児童福祉司、地域の関係機関が要保護児童等への支援を協議する要保護児童対策地域協議会も併せて学ぶと、施設職員と地域の委員との違いが明確になります。




