【保育士試験用語集】スクールソーシャルワーカーとは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:スクールソーシャルワーカー

スクールソーシャルワーカーは、児童生徒本人への面談だけでなく、家庭・学校・地域の環境にも働きかける福祉の専門職です。

保育士試験の社会福祉対策を独学で勉強する方に向けて、主な役割や資格の考え方、ほかの「ソーシャルワーカー」との違いを過去問の論点とともにわかりやすく整理します。

目次

スクールソーシャルワーカーとは?

スクールソーシャルワーカー(SSW)は、いじめ、不登校、児童虐待、貧困など、児童生徒が抱える課題に対して、社会福祉の視点から支援する専門職です。

本人だけに原因を求めず、家庭・学校・地域などの環境に働きかけ、福祉機関や医療機関、児童相談所などとの連携を調整します。

学校内のチームづくりや、保護者・教職員への相談・情報提供も役割です。文部科学省の事業では、社会福祉士、精神保健福祉士、こども家庭ソーシャルワーカーなどの資格を有する人を中心に、実施主体が選考します。

保育士試験で覚えるポイント

令和3年 保育士試験(後期)問題 子ども家庭福祉 問16では、「子供の貧困対策に関する大綱」を題材に、学校を地域に開かれたプラットフォームと位置づけ、スクールソーシャルワーカーが機能する体制を整えることが問われました。ほかのソーシャルワーカーとの違いは、活動領域で整理しましょう。

名称主な活動領域中心となる支援・位置づけ
スクールソーシャルワーカー学校・教育委員会児童生徒の環境への働きかけや関係機関との調整を行う職名
医療ソーシャルワーカー病院などの医療機関患者・家族の心理的、社会的、経済的課題や入退院を支援する職名
こども家庭ソーシャルワーカー児童相談所や自治体などこどもと家庭への相談援助に関する専門性を示す認定資格

スクールソーシャルワーカーは独立した国家資格名ではありません。心理面を中心に支援するスクールカウンセラーに対し、生活環境や制度利用、関係機関との連携を重視する点も押さえましょう。

スクールソーシャルワーカーの○×クイズ

問題
スクールソーシャルワーカーは、心理検査や心理療法を専門とし、児童生徒の生活環境や関係機関には働きかけない職種である。○か×か。

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解答
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解説
スクールソーシャルワーカーは、社会福祉の知識や技術を用いて家庭・学校・地域などの環境に働きかけ、関係機関との連携や調整を行います。

関連用語

社会福祉士、児童福祉司、アウトリーチをあわせて確認しましょう。資格、児童相談所で働く専門職、支援につながりにくい人へ出向く方法を区別すると、スクールソーシャルワーカーの専門性と連携先を整理しやすくなります。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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