【保育士試験用語集】知的障害者福祉法とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:知的障害者福祉法

知的障害者福祉法は、保育士試験の社会福祉分野で、福祉六法や障害者福祉制度の流れと関連して押さえたい法律です。

独学で勉強する際は、旧称と制定順もあわせて整理しましょう。

目次

知的障害者福祉法とは?

知的障害者福祉法とは、知的障害のある人を援助し、必要な保護を行いながら、自立と社会経済活動への参加を促進するための法律です。

1960(昭和35)年に「精神薄弱者福祉法」として制定され、1999(平成11)年に現在の「知的障害者福祉法」へ名称が改められました。

福祉六法の一つとして、身体障害者福祉法などと並ぶ対象別福祉法として理解しましょう。

スクロールできます
法律制定年主な対象・内容
児童福祉法1947年障害児通所支援・障害児入所支援など、主に18歳未満の障害児への支援を定める
身体障害者福祉法1949年身体障害者の福祉、身体障害者手帳、更生援護や社会参加支援を定める
精神保健福祉法1950年精神障害者の医療・保護・福祉、精神障害者保健福祉手帳などを定める
知的障害者福祉法1960年知的障害者への相談援助、更生援護、知的障害者更生相談所などを定める
障害者基本法1970年障害者施策全般の基本理念と国・自治体の責務を定める
障害者雇用促進法1960年障害者雇用率制度や職業リハビリテーションなどを定める
発達障害者支援法2004年発達障害の早期発見と、教育・就労を含む切れ目のない支援を定める
障害者総合支援法2005年身体・知的・精神障害、発達障害、難病等を対象に、障害福祉サービスや地域生活支援事業を総合的に定める
障害者虐待防止法2011年養護者、施設従事者、使用者による虐待の防止と通報制度を定める
障害者差別解消法2013年障害を理由とする不当な差別的取扱いの禁止と合理的配慮を定める

保育士試験で覚えるポイント

令和7年 保育士試験(後期・地域限定)問題 社会福祉 問2では、児童福祉法、社会福祉事業法、精神薄弱者福祉法、精神衛生法を制定の古い順に並べる問題が出題されています。

試験対策では、知的障害者福祉法の旧称が精神薄弱者福祉法であること、1960年制定であること、福祉六法の一つであることを押さえましょう。名称変更後の法律名だけでなく、旧称が過去問に出る点にも注意が必要です。

知的障害者福祉法の○×クイズ

問題
知的障害者福祉法は、1949年に制定され、福祉三法の一つとして整理される法律である。○か×か。

解答を見る

解答
×

解説
1949年に制定され、福祉三法の一つとされるのは身体障害者福祉法です。知的障害者福祉法は、1960年に精神薄弱者福祉法として制定され、のちに現在の名称へ改められました。

関連用語

知的障害者福祉法を理解するには、福祉六法、身体障害者福祉法、障害者総合支援法をあわせて確認すると整理しやすくなります。対象別福祉法の成立順と、現在の障害者支援制度とのつながりを意識して学びましょう。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
目次