保育士試験の社会福祉では、共同募金は地域福祉と社会福祉事業をつなぐ重要用語です。
独学で勉強する受験生は、赤い羽根募金として知られる募金活動であることに加え、社会福祉法上の位置づけも押さえて対策しましょう。
共同募金とは?
共同募金とは、都道府県の区域を単位として行われる募金活動で、集められた寄付金は地域福祉を進めるための事業などに配分されます。
一般には「赤い羽根募金」として知られています。共同募金は、社会福祉法に基づく制度であり、共同募金会が実施します。
また、社会福祉法上、共同募金を行う事業は第一種社会福祉事業に位置づけられています。
保育士試験で覚えるポイント
過去問では、共同募金は社会福祉法、第一種社会福祉事業、共同募金会、配分委員会などと関連して出題される論点です。
共同募金は、集まった金額を見てから使い道を決めるのではなく、必要な活動と金額を事前に見積もる「計画募金」です。共同募金の計画から活用までの流れを以下の表にまとめます。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| 1.計画 | 福祉団体などから配分申請を受け、必要な事業と金額を検討する。都道府県社会福祉協議会の意見を聴き、配分委員会の承認を得て、募金目標額や配分方法を決める。 |
| 2.募金 | 都道府県共同募金会が、赤い羽根募金、街頭募金、戸別募金、学校募金、法人募金などを実施する。 |
| 3.配分 | 配分委員会が申請内容を審査し、配分先と配分額を決定する |
| 4.活用・報告 | 配分を受けた団体が地域福祉活動に活用し、共同募金会が配分先や配分額を公表する |
共同募金の具体的な活用例を以下に示します。
- 子ども食堂や学習支援、子どもの居場所づくりに必要な食材・教材・会場費
- 高齢者や障害者への配食・見守り活動、交流サロン、福祉車両やバリアフリー設備の整備
- 災害ボランティアセンターで使用する資機材や、被災者を支える地域活動
独学対策では、「赤い羽根募金として知られる」「都道府県単位で行う」「地域福祉の推進に使われる」「共同募金事業は第一種社会福祉事業」「配分には配分委員会の承認が必要」と整理しましょう。
単なる寄付活動ではなく、社会福祉法に位置づけられた仕組みとして覚えることが大切です。
共同募金の○×クイズ
問題
共同募金は、赤い羽根募金として知られ、地域福祉の推進を目的として行われる募金活動である。○か×か。
解答を見る
解答
○
解説
共同募金は、社会福祉法に基づき、地域福祉を進めるために行われます。保育士試験では、赤い羽根募金、第一種社会福祉事業、共同募金会をセットで押さえましょう。
関連用語
赤い羽根共同募金、共同募金会、配分委員会は、共同募金とあわせて整理したい関連用語です。
募金の呼び名だけでなく、誰が実施し、集めた寄付金がどのように地域福祉に使われるのかを確認しておきましょう。




