【保育士試験用語集】放課後児童クラブとは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:放課後児童クラブ

放課後児童クラブは、保護者が昼間家庭にいない小学生の放課後の生活を支える事業です。

保育士試験の社会福祉では、対象児童や根拠法、児童館との違いが問われます。独学の勉強対策として、過去問を踏まえ、放課後児童健全育成事業の目的と類似施設との区別をわかりやすく整理します。

目次

放課後児童クラブとは?

放課後児童クラブとは、児童福祉法第6条の3第2項に規定される「放課後児童健全育成事業」の一般的な呼び名です。保護者が就労などにより昼間家庭にいない小学校就学児に対し、授業終了後などに学校の余裕教室や児童館等を利用して、適切な遊びと生活の場を提供し、健全な育成を図ります。

児童福祉施設そのものではなく、地域子ども・子育て支援事業の一つである点も重要です。

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制度・施設主な対象制度上の位置付け・役割
放課後児童クラブ保護者が昼間家庭にいない小学校就学児放課後の遊びと生活の場を提供する事業
児童館原則として18歳未満のすべての児童児童福祉施設である児童厚生施設の一つ
放課後等デイサービス学校等に就学している障害児発達支援などを行う障害児通所支援

保育士試験で覚えるポイント

令和6年 保育士試験(前期)問題 子ども家庭福祉 問3では、事業者の自己評価、職員の守秘義務、放課後児童支援員の資格要件などが問われました。

事業者には、運営内容を自ら評価し、その結果を公表する努力義務があります。また、職員には業務上知り得た秘密を漏らさない義務があり、退職後も同様です。

放課後児童支援員は保育士に限られません。社会福祉士、教員免許を有する者、一定の実務経験者などが、所定の要件を満たして都道府県等の認定資格研修を修了することで該当します。

放課後児童クラブと児童厚生施設は、次のように区別します。

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放課後児童クラブ児童厚生施設
法律上の位置づけ放課後児童健全育成事業児童館・児童遊園などの児童福祉施設
主な対象保護者が労働などにより昼間家庭にいない小学生原則としてすべての18歳未満の児童
主な役割放課後などに適切な遊びと生活の場を提供する健全な遊びを提供し、健康の増進や情操の育成を図る
両者の関係児童館や小学校の余裕教室などを利用して実施できる施設内で放課後児童クラブを実施することがある

放課後児童クラブは児童厚生施設そのものではなく、児童館などを実施場所として利用できる事業です。同じ児童館の中でも、クラブの登録児童を対象とする活動と、地域の児童が自由に利用する児童館活動は、法律上の位置づけが異なります。

なお、放課後児童健全育成事業と児童厚生施設を経営する事業は、いずれも第二種社会福祉事業です。

試験では、「保護者が昼間家庭にいない小学生を対象とする事業=放課後児童クラブ」「広く地域の児童に遊びを提供する施設=児童厚生施設」と整理しましょう。

放課後児童クラブの○×クイズ

問題
放課後児童クラブは、18歳未満のすべての児童を対象とする児童福祉施設である。○か×か。

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解答
×

解説
対象は、保護者が労働などにより昼間家庭にいない小学校就学児です。18歳未満のすべての児童を対象とする児童福祉施設は児童館です。

関連用語

放課後児童クラブの制度上の名称である「放課後児童健全育成事業」に加え、活動場所にもなる「児童館」、障害児を対象とする「放課後等デイサービス」を確認すると、対象者と役割の違いを整理できます。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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