介護福祉士は、介護を必要とする人の生活を支える国家資格です。
保育士試験の社会福祉では、仕事内容だけでなく、社会福祉士や精神保健福祉士との違い、根拠法、名称独占資格である点も大切です。独学で勉強する方に向け、過去問を踏まえて試験対策の要点を整理します。
介護福祉士とは?
介護福祉士とは、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格です。専門的な知識と技術を用いて、心身の障害などにより日常生活を送ることが難しい人に、食事・入浴・排せつなどの介護や生活支援を行います。
また、本人や介護する家族などに、介護方法を指導することも役割です。資格がない人も介護業務に従事できますが、「介護福祉士」と名乗ることはできません。つまり、介護福祉士は業務独占ではなく名称独占の資格です。
| 資格 | 主な役割 | 根拠法 |
|---|---|---|
| 介護福祉士 | 介護・生活支援、本人や介護者への指導 | 社会福祉士及び介護福祉士法 |
| 社会福祉士 | 福祉に関する相談援助、関係機関との連絡・調整 | 社会福祉士及び介護福祉士法 |
| 精神保健福祉士 | 精神保健福祉に関する相談援助、社会復帰や地域生活の支援 | 精神保健福祉士法 |
いずれも名称独占の国家資格ですが、介護福祉士は日常生活における介護を中心に担う点が特徴です。
保育士試験で覚えるポイント
令和8年 保育士試験(前期)問題 社会福祉 問19では、地域包括支援センターの配置職種について、介護福祉士を含める記述の適否が問われました。
基本となる職種は保健師その他これに準ずる者、社会福祉士、主任介護支援専門員であり、介護福祉士ではありません。
試験対策では、介護福祉士を「介護の実践を担う名称独占の国家資格」と整理し、相談援助を中心とする社会福祉士・精神保健福祉士と区別しましょう。
介護福祉士の○×クイズ
問題
介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格であり、介護や生活支援のほか、本人や介護者への介護に関する指導も役割に含まれる。○か×か。
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解答
○
解説
介護福祉士は、専門的な知識と技術を用いて介護を行うとともに、本人や介護者に介護方法を指導する名称独占の国家資格です。
関連用語
介護福祉士の役割を区別するために、相談援助を担う「社会福祉士」、精神保健福祉分野を専門とする「精神保健福祉士」、資格の根拠となる「社会福祉士及び介護福祉士法」もあわせて確認しましょう。




