【保育士試験用語集】障害者基本法とは?社会福祉分野をわかりやすく解説

保育士試験対策用語集:障害者基本法

障害者基本法は、保育士試験の社会福祉分野で、障害者福祉の基本理念を理解するために重要な法律です。

独学で勉強する際は、社会保障全体の中で、障害者施策の方向性を示す基本法として整理しましょう。

目次

障害者基本法とは?

障害者基本法とは、障害の有無によって分け隔てられず、互いに人格と個性を尊重し合う共生社会の実現を目指す法律です。

社会保障制度は、社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生及び医療などに分けて整理できますが、障害者基本法はその中でも社会福祉・障害者施策の基本理念を示す法律です。

1970年に心身障害者対策基本法として制定され、1993年の改正で障害者基本法となりました。

保育士試験で覚えるポイント

令和8年 保育士試験(前期・地域限定)問題 社会福祉 問18では、障害者基本法第3条の一部として、基本的人権、経済、共生、意思疎通などの語句が問われています。

また、同試験の問17では、市町村障害福祉計画の根拠法を障害者基本法とする記述が不適切な選択肢として出題されました。試

験対策では、障害者基本法は理念や基本的施策を示す法律であり、個別サービスの根拠法と混同しないことが大切です。

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法律制定年主な対象・内容
児童福祉法1947年障害児通所支援・障害児入所支援など、主に18歳未満の障害児への支援を定める
身体障害者福祉法1949年身体障害者の福祉、身体障害者手帳、更生援護や社会参加支援を定める
精神保健福祉法1950年精神障害者の医療・保護・福祉、精神障害者保健福祉手帳などを定める
知的障害者福祉法1960年知的障害者への相談援助、更生援護、知的障害者更生相談所などを定める
障害者基本法1970年障害者施策全般の基本理念と国・自治体の責務を定める
障害者雇用促進法1960年障害者雇用率制度や職業リハビリテーションなどを定める
発達障害者支援法2004年発達障害の早期発見と、教育・就労を含む切れ目のない支援を定める
障害者総合支援法2005年身体・知的・精神障害、発達障害、難病等を対象に、障害福祉サービスや地域生活支援事業を総合的に定める
障害者虐待防止法2011年養護者、施設従事者、使用者による虐待の防止と通報制度を定める
障害者差別解消法2013年障害を理由とする不当な差別的取扱いの禁止と合理的配慮を定める

障害者基本法の○×クイズ

問題
障害者基本法は、市町村障害福祉計画の策定を直接定める根拠法である。○か×か。

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解答
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解説
市町村障害福祉計画は、障害者総合支援法に基づく計画です。障害者基本法は、障害者施策の基本理念や方向性を示す法律として整理しましょう。

関連用語

障害者基本法を理解するには、障害者総合支援法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法をあわせて確認すると整理しやすくなります。基本理念を示す法律と、具体的な福祉サービスや対象別支援に関わる法律を区別して学びましょう。

参考文献

くっしー
この記事の執筆者
はじめての保育士試験の「社会福祉」と「こども家庭福祉」で撃沈した人。普段は歯科医師として働きながら、育児をしています。
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