保育士試験の社会福祉を独学で勉強すると、日本国憲法第13条と第25条の違いが混同しやすくなります。
第13条は個人の尊重と幸福追求に関する基本条項です。過去問の出題を踏まえ、社会福祉とのつながりや、試験対策で押さえたい他の条項との違いを整理します。
日本国憲法第13条とは?
日本国憲法第13条は、すべての国民が個人として尊重され、生命・自由・幸福追求に対する権利が、公共の福祉に反しない限り、国政上最大限尊重されることを定めた条文です。
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
幸福追求権の根拠とされ、社会福祉では、一人ひとりの人格、意思、生き方を尊重する考え方につながります。ただし、第13条が具体的な福祉サービスや給付内容を定めているわけではありません。
保育士試験で覚えるポイント
令和4年 保育士試験(後期)問題 社会福祉 問2では、日本国憲法第11条・第12条・第13条・第25条の内容を判別する問題が出題されました。また、令和5年(後期)社会福祉 問1では、幸福追求と福祉政策の関係が問われています。
独学対策では、代表的な条文とキーワードを対応させましょう。
| 条文 | 主な内容・キーワード |
|---|---|
| 第11条 | 基本的人権の保障 |
| 第12条 | 権利を保持する不断の努力、権利の濫用禁止、公共の福祉 |
| 第13条 | 個人の尊重、生命・自由・幸福追求権 |
| 第14条 | 法の下の平等、差別の禁止 |
| 第25条 | 生存権、社会福祉・社会保障・公衆衛生に関する国の責務 |
| 第26条 | 教育を受ける権利、普通教育を受けさせる義務、義務教育の無償 |
| 第27条 | 勤労の権利と義務、勤労条件、児童酷使の禁止 |
第13条は一人ひとりの尊重と幸福追求、第25条は最低限度の生活を保障する生存権と区別することが重要です。
日本国憲法第13条の○×クイズ
問題
日本国憲法第13条は、すべての国民に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障する条文である。○か×か。
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解答
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解説
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を定めているのは第25条です。第13条は、個人の尊重と生命・自由・幸福追求に対する権利を定めています。
関連用語
日本国憲法第13条への理解を深めるには、幸福追求権、日本国憲法第25条、生存権を関連づけて確認しましょう。個人の尊重を示す第13条と、生活保障の基礎となる第25条の違いが整理しやすくなります。




