保育士試験の社会福祉では、4つのPを「人・問題・場所・過程」と正しく対応させることが重要です。
独学で勉強すると、場所と計画を取り違えやすいため注意が必要です。過去問の出題を踏まえ、パールマンの問題解決アプローチと4要素の意味をわかりやすく整理します。
4つのPとは?
4つのPとは、ヘレン・H・パールマンが1957年の著書『Social Casework: A Problem-Solving Process』(邦訳『ソーシャル・ケースワーク―問題解決の過程』)で示した、ケースワークの4つの構成要素です。
人(Person)、問題(Problem)、場所(Place)、過程(Process)の頭文字をまとめた呼び方で、問題解決アプローチを理解するための枠組みとなります。問題解決アプローチとは、利用者と援助者が協働して生活上の問題の解決を目指すケースワークの援助方法です。
4つのPでは、支援を「誰が・何に困り・どの機関で・どのように進めるか」という視点から整理しています。
保育士試験で覚えるポイント
令和8年 保育士試験(前期・地域限定)問題 社会福祉 問11では、パールマンが示した問題解決の4要素に当てはまる語を選ぶ問題が出題されました。
| 要素 | 試験対策としての意味 |
|---|---|
| 人(Person) | 生活上の問題を抱え、援助を必要とする利用者 |
| 問題(Problem) | 利用者が社会生活の中で直面している困難や課題 |
| 場所(Place) | ケースワークを提供する社会福祉機関や相談機関 |
| 過程(Process) | 利用者と援助者が問題解決に向けて支援を進める流れ |
特に間違えやすいのが、計画(Plan)です。4つのPに計画(Plan)は含まれません。また、場所(Place)は単なる住所や地域ではなく、援助を提供する福祉機関を指します。
4つのPの○×クイズ
問題
4つのPの「場所(Place)」は、利用者が暮らしている住所や地域だけを指す要素である。○か×か。
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解答
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解説
場所(Place)は、ケースワークによる援助を提供する社会福祉機関や相談機関を指します。利用者の住所だけを意味するものではありません。
関連用語
4つのPをさらに理解するには、提唱者であるパールマンと、援助方法であるケースワークを確認しましょう。
バイステックは利用者との援助関係を7原則で整理した人物であり、ケースワークを4つの構成要素で捉えたパールマンとは着眼点が異なります。





